すばるとアフリカーノ彗星10月4日

近年温暖化の影響なのか秋雨前線が梅雨のように長期間居座り、秋の長雨によって8月下旬から9月までの1ヶ月以上天気が悪い日が続いています。

今年も9月は曇りの日が多く、遠征を計画しても曇りや雨で中止せざるを得ない状況でした。10月に入っても状況は変わらず。こうなると平日でも晴れれば撮影するしかありません。去る10月4日は久しぶりに快晴となり、9月末に撮れなかったアフリカーノ彗星をようやく撮影出来ました。

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アフリカーノ彗星 2019年10月4日23時03分~ 自宅観測所
VC200L+ReducerHD+Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー9℃
AXD赤道儀、ED70SS+2.4倍テレコン+Sx-Lodestarにて彗星核ガイド
5分×6枚(30分)

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6枚彗星核ガイドで撮影後、恒星時追尾切り替えて4枚撮影し、それぞれを合成しました。
5分×6枚+5分×4枚(50分)

南中過ぎの位置は明るい空の中に入ってしまうため厳しいです。

 

このあと、M45を撮影しました。

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M45(プレアデス星団)
2019年10月5日00時09分~ 自宅観測所
VC200L+ReducerHD+Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー9℃
AXD赤道儀、ED70SS+2.4倍テレコン+Sx-Lodestarにて恒星ガイド
5秒×16枚、300秒×16枚、600秒×13枚
総露光時間:211分(3.5時間)

VCも悪くないなあ。

2019年10月 3日 (木)

星ナビ11月号掲載!

11月5日発売の星ナビ11月号の星ナビギャラリーに自分の写真が掲載されました。

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ガーネットスター星雲(IC1396 in Cepheus)
2019年8月4日0時28分〜 原村星祭り会場(八ヶ岳自然文化園駐車場)
ε-130D+ML16000 -25℃ Astrodon Tru-balance I-series LRGB Filters
SXP赤道儀、ほしぞら工房社製オフアキリング+SX-LodeStarによるPHD2ガイド
L10分×6枚、RGB各5分×2枚(2bin) 合計90分

 

2019年9月24日 (火)

NGC7000、M31、M33

 ASA10Nのフォーカサー(OK3)が到着後すぐに故障しました。PCで制御する電動でのみ動作可能なのですが、繰り出しボタンを押してもフォーカサーが出たり入ったりを繰り返します。また音も滑っているような引っかかっているような異音がします。売り手の方に連絡をとるも、あまり良い返事がもらえず。

 仕方なくこの望遠鏡の製造会社であるASAにメールで相談しました。すると、このフォーカサーは数年前に製造中止となっていて、すでに修理不可能とのこと。現行品であるAAF3フォーカサーを購入するよう勧められました。見積価格をみると2000ユーロもします( ゚Д゚) おいそれと買える価格ではありません。支払ったのがPaypalを経由したので、Paypalに相談してクレーム要求をしました。1ヶ月後、このクレームが通り、返品返金するようにとPaypalから返答が。しかし、送料はこちら持ちでとのこと。送料は1000ドル以上することを考えると、はいそうですかとも言えません。売り手のかたにとっても、故障したフォーカサーを返品されても困るし、関税が7万くらい掛かります。

 どうしたものかと思っていた矢先、売り手の方からメールが届きました。

 お互いに返品返金は金銭的にも大変なので、故障したフォーカサーは私が直しますと。最初から言ってよ。と思いながらもPaypalさんのおかげで25万円の出費にならずに済みそうです。

...前置きが長くなりました。この故障したフォーカサーで撮影は出来ないと諦めていましたが、このフォーカサーはクレイフォード式なのでネジを緩めればずるずるに動きます。星像を見ながら手で抜き差しすればピントが合わせられることが分かり、この方法で撮影しました。もちろん細かなフォーカシングは出来ないのでピントは厳密には合っていないかもしれません。

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北アメリカ星雲
2019年8月26日(月)20時30分~自宅観測所
望遠鏡:ASA10N+ビクセンExtenderPH(1330mmF5.3)+ほしぞら工房社製オフアキリング
カメラ:Seo-Cooled6D(SEO-SP4C)+HEUIB-Ⅱフィルタ
露光:5秒×20枚+300秒×16枚

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アンドロメダ銀河
2019年8月26日(月)22時40分~自宅観測所
望遠鏡:ASA10N+ビクセンExtenderPH(1330mmF5.3)+ほしぞら工房社製オフアキリング
カメラ:Seo-Cooled6D(SEO-SP4C)+HEUIB-Ⅱフィルタ、Optolong12nmHαフィルタ
赤道儀:AXD赤道儀、SX-LodeStarにてオフアキシスガイド
露光:5秒×20枚+300秒×24枚+Hα900秒×2枚(RGB分解してRチャンネルにHαを加算)

M33

M33
2019年9月7日23時19分〜自宅観測所
ASA10N+Vixen Extender PH (1330mm F5.3) 
AXD赤道儀、SX-LodeStarにてオフアキシスガイド
HEUIB-Ⅱフィルタ:5分×31枚 
Hα フィルタ:15分×4枚
RAP2にてダーク減算、フラット補正
Si8にてそれぞれコンポジット被り補正。
RGB分解しRチャンネルにHα画像を加算コンポジットするも、HⅡ領域が強調されすぎたため、ブレンド率を50%としました。

2019年8月 1日 (木)

ASA10N撮影準備

ASA10Nが到着してからはや3週間。梅雨まっただ中での到着だったためファーストライトを中々行う事が出来ませんでした。

その間にフードを作ったり、光軸調整、アリガタプレート等のプレート類の設計と依頼、フォーカサーの動作テストを行ったりと色々準備してきました。

 

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フード作成

 

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光軸ずれあり

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光軸調整後

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上からアリガタプレート、ベースプレート、トッププレート

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ML16000用の接続リング注文

 

 

ファーストライト

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3インチウイーンコレクター+EOSマウント

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ピントが合わない....最大繰り出し量の30mmでピント合わず。(前ピン)

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他の方のウエブより。延長リングが本来あるべきですが、この望遠鏡には付属していませんでした。

売り手に質問するも、持っていないと。

結局はASA本社に掛け合ってML16000接続リングに同梱してもらうことになりました。

 

後日ビクセンR200SS用のエクステンダーPHを2インチスリーブに差し込んで撮影テストを行いました。

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ピントきました。....意外と悪くない。このエクステンダーPHを付けると1330mm F5.3となります。結構使えるかも。

購入後3週間目にしてようやくファーストライトにこぎ着けました。

あとはフラットをどうするか....手持ちのLEDトレース板のA3ではちょっと小さい。A2板を買うかどうしようか。

スカイフラットでも良いかな.....

2019年7月12日 (金)

ASA10N購入!

長年の夢の一つが叶いました。

25cmですが、ASAの望遠鏡です。

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赤道儀に乗っけるところまでです。
フードの作成、冷却CCDカメラとの接続リング、乾燥空気穴、フラット板、バーティノフマスクなど色々検討が必要です。

木星7月4日

梅雨まっただ中、貴重な晴れ間に木星を撮影しました。

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C9.25XLT+Powermate2.5倍バロー+ZWO ADC+ ASI224MC

 

うーん、イマイチ。

2019年5月13日 (月)

Abell39

 連休明けの5月7日はこの時期にしては珍しく透明度が良い抜けるような青空。夜も好天が期待でき絶好の遠征日和だったのですが、平日ではさすがに遠征できず。諦めて自宅にて撮影することにしました。

午後11時くらいから撮影始められる東の空の対象を探したところ、ヘルクレス座のM13の南側にある惑星状星雲Abell39があることを見つけました。小さく暗い惑星状星雲なのですが、青くまん丸な形状で中々インパクトがあります。

早速ステラナビゲータ11で調べたところ、ん?ない。Abell39と検索しても出てきません。仕方なくWEBで検索すると、Abell39の見つけ方というHPを見つけました。星図でわかりやすく表示されているのでステラナビゲータ11の星図でも星の並びから位置を特定することが出来ました。

ステラナビゲータ11の機能の一つである、星図に写真貼り付け機能を利用して、WEBからダウンロードした画像を自分のステラナビゲータ11の星図に貼り付けて自動導入。やはり小さい。VC200L(1800mm)直焦点とチップの小さなML8300の組み合わせで狙いました。

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Abell39

①2019年5月7日22時16分~自宅観測所
②2019年5月9日22時30分~自宅観測所
VC200L直焦点+ML8300 ー40℃
Astrodon Gen2 Tre-balance E-series LRGB filters
AXD赤道儀、Sx-Lodestarにてオフアキシスガイド

L:15分×18枚、R:10分×8枚、G:10分×8枚、B:10分×7枚(RGBは2bin) 
Total:8時間20分

 

2019年5月 6日 (月)

阿智村遠征4/4弾『天の川ハイライト』

今回の阿智村遠征写真も最後となりました。Apo-Sonnar135mmF2による『天の川ハイライト』です。

この時期になると夜明けが早く、3時40分位までが撮影出来る限界となります。12月だと6時までOKなので2時間以上損ですね。それにこの日は冬のように寒く、寒い割に夜明けが早いといういいことなしです(^_^) しかし、夏の天の川や星雲星団は、この後梅雨入り、そして梅雨明け後はすでに撮影好機から外れ秋の星雲の時期となるため、今がまさにベストシーズンです。Mean-027apozonnarjpg2000

天の川ハイライト
2019年5月4日 2時10分~阿智村
Apo-Sonnar135mmF2→2.8
EOS5DMarkⅡ(SEO-SP4)
GPDポタ赤仕様によるノータッチガイド
3分×28枚 ISO1600

阿智村遠征3/4弾『アンタレス付近』

阿智村遠征のメインはこれでした。

一昨年冷却6Dで同じ構図で撮影し、今回は冷却CCDカメラに換えて撮影しました。前回を超える写真を目指しましたが、空はしらびその方が数段上でしたので厳しいかも。
アンタレス付近
2019年5月4日0時17分~ 長野県阿智村
ε-130D+ML16000 ー35℃
Astrodon Tru-Balance Gen-2 I-series LRGB filters
SXP赤道儀にてオフアキシスガイド
L:10分×12枚、R:5分×3枚、G:5分×4枚、B:5分×4枚
合計165分

阿智村遠征2/4弾 M81、M82付近

5月3日に阿智村へ遠征した写真の第2弾です。これは夏の星雲まちで時間があり、おおぐま座周辺のみ晴れていたので時間つぶし的に撮影しました。第3弾以降がメインとなるため、自ずと撮影時間も限られてしまいましたが、仕方ありません。

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M81、M82周辺

2019年5月3日22時16分~長野県阿智村
ε-130D+ML16000 ー35℃
Astrodon Tru-Balance Gen-2 I-series LRGB filters
SXP赤道儀にてオフアキシスガイド
L:10分×6枚、R:5分×2枚、G:5分×3枚、B:5分×2枚
合計95分

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