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2018年2月25日 (日)

Seo-cooled6D用のフィルター

瀬尾さんの冷却改造デジカメSeo-Cooled6Dですが、当初UIBAR-Ⅲを内蔵したSEO-SP4モデルを購入したのですが、HEUIB-Ⅱフィルターを付けたときに赤いハロが輝星の周りに盛大に出現。解決するためにクリアフィルター仕様のSEO-SP4Cに再改造してもらいました。

 クリアフィルターになったため、手前の52mm径のフィルターボックスにはUV-IRカットフィルターが必項となったのですが、52mmのHEUIB-Ⅱフィルターは持っていたものの、UIBAR-Ⅲを持っていなくて52mmを探していました。
 ところが、IDASは52mmどころか、48mm径のUIBAR-Ⅲも製造中止。48mmの購入をためらい、52mmを探している内に48mmも在庫が底を尽いてしまいました。
 
 その後友人から48mm径のUIBAR-Ⅲを譲って頂けたのですが、やはり48mm径のフィルターだと52mm径と比べて最周辺がかなり落ち込みます。

52mm48mm

そこで、UIBAR-Ⅲに代わる52mm径のUV-IRカットフィルターを探しました。中々見つけることが出来ませんでしたが、灯台もと暗しで、アストロアーツのオンラインショップにMARUMI製の天体用UV-IRカットフィルター(52mmと77mm)を見つけました。

20180225_103318

送料入れても7000円弱とUIBAR-Ⅲの半額以下。思い切って購入しました。

感度特性はこちら

Graph

UIBAR-ⅢとHEUIB-Ⅱの比較はこちら

001

UIBAR-Ⅲと比べると、青域も赤域もMARUMIの方が感度が高い(感度域が広い)です。

これは、実効感度が高くなるメリットはありますが、青ハロや赤かぶりの心配があります。

使用鏡筒にもよりますが、反射ならそれ程影響ないかな?

実際撮影してみないと分かりませんが、フィルターが届いたらテスト結果をお知らせします。

追伸

フィルター届きました。

Img_6390

追伸

テスト撮影してみました。

望遠鏡はVC200L+レデューサーHD+冷却6Dです。

比較フィルターは

1)MARUMI UV-IR cut フィルター 52mm 6,150円

2)IDAS UIBAR-Ⅲ フィルター 48mm 25,000円

3)IDAS HEUIB-Ⅱ フィルター 52mm 25,000円

の3種です。

上の比較により、48mmフィルターだと四隅がけられてしまうので52mmが理想です。

しかし、UIBAR-Ⅲの52mmは製造中止となってしまいました(現在は48mmも製造中止)。

 新たに購入したMARUMIの52mmのフィルターがどうなのか興味がありますね。値段は1/4。

これで使えそうなら最高のコストパフォーマンスフィルターです。

先ずはBackYardEOSの撮影画面から

最初はMARUMI UV-IR cut フィルター 52mm 

Marumi_52mm

次にUIBAR-Ⅲ 48mm

Uibar3_48mm_hosi

次はHEUIB-Ⅱフィルター 52mm

Heuib2_52mm

MARUMIフィルターが一番赤くて明るいです。感度特性と同じ印象ですね。

また、ピントの位置も他のフィルターより前ピンでした。フィルター厚が薄いのか。

次にステライメージの等光曲線。これは52mmと48mmの比較ですので上2つのフィルターで比較しました。

MARUMIフィルター 52mm

Msrumi_filter

次にUIBAR-Ⅲ フィルター 48mm

Uibar3_48mm_2

48mmのUIBAR-Ⅲと52mmのMARUMIフィルターで周辺減光がそれ程変わりません。

先のテストでは変化あったのに...。 今回VC200Lは直焦点ではなく、レデューサーHDを付けてのテストなのが原因ですね。 レデューサーHDのフルサイズでの周辺光量は60%。この影響によって、48mmも52mmも変わらなかったものと考えられます。

すなわち、レデューサーHDを使用するときには、48mmでも問題ない事になります。

次に輝星の周りのゴースト、ハロのテストです。PSにて5段階の輝度マスクにて強調処理して淡い所を持ち上げています。Dark、Flat処理はしていません。

先ずはMARUMIフィルター

Marumi_52mm_5

次にUIBARーⅢ フィルター

Uibar3_48mm_5

最後にHEUIB-Ⅱフィルター

Heuib2_52mm_5

輝星の周囲に赤いハロが見られますが、一番多いのはMARUMIフィルター。次がHEUIB-Ⅱ、最も少ないのはUIBAR-Ⅲという結果となりました。

まとめ

今回の検証により、MARUMIフィルターの良い点は、UIBAR-Ⅲより若干明るく写ります。また価格が非常に安く、52mmフィルターが手に入りにくい現在、貴重なフィルターです。反面、価格の割によく写りますが、若干ハロが輝星の周りに出るため、処理に難儀しそうです。 UIBAR-Ⅲのようにもう少し感度領域を狭く出来れば良いのかなと思います。

 今回の検証に使った望遠鏡(VC200L+レデューサーHD)では52mmのアドバンテージは見られませんでした。よって、ハロの少ない48mmのUIBAR-Ⅲがベストチョイスだと思います。

 HEUIB-Ⅱフィルターは、改造カメラなのにヒストグラムが三色ピタッと揃い気持ちいいですが、実際撮影すると、若干色がキツいので、なめらかさに欠けるきらいがあります。 ただ、光害カット効果もあるため、自宅での撮影時はHEUIB-Ⅱフィルターも併用して撮影したいと思います。

 

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