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2019年4月

2019年4月30日 (火)

シムリング到着 エクステンダーPHテスト(Hα)

ゴムリングを装着しての撮影テストはまずまずの結果に満足しています。

岩田製作所さんで作っていただいたアルミ製のシムリングが届き、テスト撮影の結果1.5mm厚が最も周辺像が良かったので、この厚みのシムリングを装着して撮影しました。残念ながら当日は満月。仕方なくHαフィルターを付けて撮影です。ナローバンドフィルターを付けての撮影なので、星が小さくなるためあまり正確な評価にはなりませんが....

Ngc6888-12comp-ddd-tif-ps1500_1

NGC6888(クレセント星雲)
2019年4月21日01時48分~ 自宅観測所
R200SS+Optolong12nm Hαフィルター48mmφ+ExtenderPH+オフアキリング+SEO-Cooled6D(SEO-SP4)+HEUIB-Ⅱフィルター -12℃
モノクロモード、10分×12枚 ISO3200 
AXD赤道儀、Sx-Lodestarにてオフアキシス ディザーリングガイド
Hαフィルターなので星像は多少ひいき目に見ないといけませんが、良い感じです。
R200SSはこのエクステンダーPHを標準として使いたいです。
コレクターPHもこのくらい良くなると良いですね。コレクターPH2に期待しています。

 

M27(エクステンダーPH)

エクステンダーPHを使って初めて本格的に撮影してみました。

M27-2000

M27(亜鈴状星雲) 自宅観測所

2019年4月16日(火)午前2時28分〜
R200SS+Extender PH+ しばたさんのオフアキリング+2mm厚のOリング+SEO-Cooled6D(SEO-SP4C)
AXD赤道儀、SX-LodeStarにてオフアキシスガイド
NB1フィルタ:600SEC×12枚 ISO1600
HEUIB-2フィルタ:15秒×12枚、120秒×12枚、600秒×2枚
(600秒は2枚撮影したところで夜が明けてしまいました)
まだ細かな調整が必要ですが、ExtenderPH良さそうです。

2019年4月14日 (日)

ゴム製Oリング到着。試写

前回手持ちのワイドアダプター60DXを元にしばたさんに作っていただいたオフアキリングにエクステンダーPHを取り付け、テスト撮影を行った結果、ピント位置がかなり前ピンとなり、周辺星像が悪化していたという困った自体になりました。

R200ss-extender-ph-6d
 前回も最後に書き込みしましたが、56mm外径、52mm内径、2mm厚のスペーサーリングを探しましたが見つからず。代わりにAmazonにてゴム製のOリングを見つけました。10個入りで512円と格安。2個あれば良かったのですが(^_^)
早速取り付けての撮影です。
Img_3
ピント合わせて
Img_5
2mm厚Oリングの効果が出て周辺星像が改善されました。
これでオフアキシスガイドで撮影出来ます。
Img_91
BackYardEOS画面
R200SS+エクステンダーPH+オフアキリング+SEO-Cooled6Dノートリミング
Img_10
中央部クロップ画像
眉星雲を撮影中です。ちょっと最周辺の減光(ケラレ?)が多いかな...。補正レンズを望遠鏡側に下げたのが原因かも.... ほんと隅っこなのでフラット補正かクロップでなんとかなるとは思いますが。
さて次は2台の冷却CCDカメラとの接続テストです。
今度は一発で決めてくれよ...

2019年4月 7日 (日)

R200SS用エクステンダーPHファーストライト

R200SSの焦点距離を1.4倍する新しいエクステンダー『エクステンダーPH』が届いて初めての撮影を行いました。

以前しばたさんに作っていただいたR200SS+コレクターPH+60DX用のオフアキリングに取り付けての撮影です。このオフアキリングはワイドアダプター60DXの内側のリングに取り付けるコレクターPHの後面(カメラ側)の距離が一致するよう作られています。
イメージ 14
イメージ 2
イメージ 1
ワイドアダプター60DXの補正レンズ枠後面からマウント部までの距離
イメージ 3
イメージ 4
オフアキリングの補正レンズ枠後面~マウント部までの距離
ワイドアダプター60DXが17.85mm、オフアキリングが17.84mmでぴったり同じです。
そして撮影した画像がこちら
R200ss-extender-ph-6d 
フルサイズ右上最周辺の拡大画像はこちら
イメージ 6
放射状に流れています。
左側はそれほどではないのでスケアリングがズレているのか....
しかしピントを前後させても周辺星像は変化しません。
ビクセン純正のワイドアダプター60DXに付け替えて撮影してみました。
イメージ 7
ピントが合わない....かなりの前ピンでした。
ピントを後ろに動かし合わせ直してみると周辺まで綺麗な星像でした。
 ワイドアダプター60DXとオフアキリングとの補正レンズからのバックフォーカスは一致しているのですが、なぜオフアキリングの場合ピント位置が前ピンになっているのでしょうか。
イメージ 8
左がオフアキリング、右がワイドアダプターリング。オフアキリングの方が2mmほど厚いです。
イメージ 12
イメージ 13
上がオフアキリング、下がワイドアダプター60DXの厚みです。
調べてみると2.12mmオフアキリングの方が厚いです。この厚みの違いによってピント位置が異なるようです。
周辺星像悪化の原因としては....
1)オフアキリングのスケアリングがズレている
2)ピント位置が異なることが問題
1)オフアキリングのスケアリング検証
オフアキリングにR200SS用コレクターPHを付けてテストしてみました。
イメージ 11
イメージ 10
上がオフアキリングにコレクターPHを付けて撮影した画像。
下がワイドアダプター60DXにコレクターPHを付けて撮影した画像。
ピント位置は上記のエクステンダーPHの時と同じくかなりズレていましたが、それぞれピントを合わせて撮影すると、スケアリングにも周辺星像にも問題ありません。
と言うことは、オフアキリングのスケアリングに問題はなく、またコレクターPHはピント位置が異なっても問題ないと言うことになります。
 
2)ピント位置を変化させてみる
ピント位置を後ろにすると言うことは、リングを2mmほど薄くする必要がありますが、オフアキリングの厚みを薄くすることは出来ないので、ためしにエクステンダーPHの位置を変化させてみました。方法としてはオフアキリングにねじ込むエクステンダーPHのネジ込みを最後までねじ込まず、2mmほど緩くねじ込んでみました。
すると....
イメージ 9
エクステンダーPHのネジ込みを緩く(2mm程度)した右上画像。
ピント位置がかなり後ろに下がり、周辺星像もかなり改善しています。
緩めて取り付けてあるので星像は丸くなっていませんが、しっかり締めて撮影したものよりかなり改善が見られます。
つまり、ネジ込みを2mmほど浅くするシムリングを付けて撮影するか、エクステン
ダーPH用にオフアキリングを作り直すかです。
 ただ、この2mmの厚みはオフアキスリーブの穴開けに必要な厚みだったと記憶していますので、2mm薄くして作り直すのは厳しそうです。
(しばたさんに相談できないし...)
そもそもバックフォーカスが同じなのにどうしてエクステンダーPHだけ星像が悪くなってしまうんだろう....ビクセンに質問してみます。
4月6日午後5時追伸
Amazonでゴム製のOリング(外径56mm内径52mm厚み2mm)を見つけたので注文するともう届きました。
イメージ 15
イメージ 16
はめてみるとぴったり。
ネジ込みしてみましたが、結構良い感じ。
晴れたらテスト撮影してみます。

 

 M104

 新月期に入って天気が良くなりましたね。それもこの時期にしては気温が下がり冬のような寒さと透明度。こんなチャ 
 ンスはめったにないと火曜日と水曜日の晩2晩かけてM104を撮りました。
 小さな対象ですが結構明るい(8等)のでVC200L直焦点+ML8300でL画像のみ多段階露光で狙ってみました。
 
M104-jpg
 M104(ソンブレロ銀河)
 2019年4月2日21時19分~、4月3日21時02分~ 自宅観測所
 VC200L直焦点+ML8300 ー40℃
 Astrodon Gen-2 Tru-Balance E-series LRGB filters
 AXD赤道儀、SX-Lodestarにてオフアキシスガイド
 Ⅼ:30秒×12枚、120秒×12枚、300秒×12枚、600秒×17枚(1bin)
 RGB:300秒×6枚(2bin)
 総露光時間:260分(4時間20分)
 中心部をクロップしてみました
M104-kirinukijpg
 うーん頑張った割にイマイチ。ラッキーイメージングでいくしかないか。

2019年4月 5日 (金)

ビクセンExtender PH到着

久しぶりの書き込みです。

購入を迷ったあげく注文していたビクセンR200SSの焦点距離を1.4倍に延長する新発売のエクステンダー、『エクステンダーPH』が到着しました。
Ph_1
Img_8542_1
ASコーティング良いですね。
Img_8545
迷光防止処理もしっかりしています。
 購入を迷ったのはその焦点距離。800mmF4→1120mmF5.6となりますが、手持ちのVC200L(1800mmF9)にレデューサーHDをつけると1386mmF6.9となり、その差は262mm。1段明るくはなりますが、焦点距離が1120mmと1386mmではあまり変わらないなあと。(最外周がε130D、外から2番目がR200SS+コレクターPH、3番目がR200SS+エクステンダーPH、4番目がVC200L+レデューサーHD、最内周がVC200L直焦点)
Photo
 
でもよく調べてみると、以下の2点の優位点が決め手となりました。
1)周辺光量が豊富
フルサイズ最周辺まで星像が良好なのは両者同じですが、周辺光量が、VC200L+レデューサーHDは47%なのに対してR200SS+エクステンダーPHは70%と豊富なのが魅力です。
2)鏡筒の載せ替えずに春の銀河と夏の星雲を撮影可能
春の時期は1時くらいまでは系外銀河くらいしか撮影出来ません。1時過ぎからは夏の星雲となります。どちらを撮影するかで持ち出す望遠鏡をどうするか迷う場合がありました。もちろんマルカリアンチェーンなど銀河団を広い写野で撮影するならR200SS+コレクターPHの760mmでも良いのですが、系外銀河を一つ一つ写す場合、かなり小さくしか写りません。そこでエクステンダーPHがあれば、前半はエクステンダーPH(1120mm)で系外銀河を、1時過ぎにはコレクターPH(760mm)に付け直して夏の星雲と、同じ鏡筒で撮影が可能です。
今回これが実現できたのは、なんと言っても星像が良いことです。
幾ら焦点距離が伸ばせたとしても星像が甘くなるなら意味なしでした。
しかし、このエクステンダーPH、コレクターPH以上の鋭い星像を結ぶようです。
Photo_1
スポットダイアグラム
R200SSに接続してみました。
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まずエクステンションチューブをドローチューブにねじ込んで、テーパーねじの付いているリングを填める。
Img_8554
ほしぞら工房社製オフアキリング(EOSマウント)の内ネジにエクステンダーPHをねじ込んでからエクステンダー内に挿入。テーパーねじで固定。
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接続完成。結構長い。冷却6D自体も大きいので赤経の回転軸より下に来てバランスが取れません。仕方ないのでトッププレートに60mmガイド鏡を付けました。これでバランスはバッチリ。あとはたわまないかな....
ML16000にもつけてみました。
Img_8573 Img_8577 Img_8575 Img_8580
次回は実際に撮影してみます。

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